乳がん私の場合
2010年2月、右乳腺全摘手術をし 同時再建で組織拡張器(エキスパンダー)を入れました。 1年がかりで再建する予定でおりましたが、同じ年の10月にエキスパンダー除去の手術をしました。
その後は、ブラにパットを入れてみたりしましたが、今みたいに乳がんを経験してる人用のパットが無い時代でしたので、やっぱり「何かヘン!」なのですよね!大好きだった温泉にも行かなくなりました。仕事経由でナチュウラルブラスト社のブレストと出逢いこんな再建方法もあったのか!?と衝撃を受けました。ブラにパットを入れた時の「何かヘン!」もこれで見事に改善されました。
この「何かヘン!」ですが、人それぞれ体格が違うように同じ手術をしても傷跡も術側の胸のかたちも違うのですよね。私の場合 パットでは線が入って凹んでしまうのですよ(T_T) 文章では、うまく説明できないですが。←こんな私のような方でブレストのお客様には、凹み具合いによって「ゲルフィット充填」をさせて頂きます。ゲルフィット充填をする事によって、凹みが改善され装着した時のラインがとってもキレイです。
再建の方法は体の一部を用いる自家組織なのか、人工乳房を入れるのか、人工乳房を装着するのか人それぞれです。再建の説明時で、私の場合の自家組織再建は お腹の組織(筋肉含む)を胸に移植するらしく、腹筋が弱くなり腰痛になりやすいとの事、ただでさえ腰痛持ちで職業柄、腰は大事なので…選択肢から削除し、人工乳房を入れる同時再建を選択しました。が、しかし私の場合は異物の拒否反応が出てしまい、断念して、再度エキスパンダー除去の手術をしました。結果として、人工乳房を装着する再建の在り方になりましたが、こちらの方が良かったと私は思っています。異物の拒否反応は治りましたし、年齢を重ねるにつれ胸も下垂してきますから (>_<)
そして、乳がんを経験して東洋医学に興味を持ち民間療法や経皮吸収(経皮毒)について知りそして学びました。これを美容室の仕事に活かせないだろうか!?と想い『IMP~いんぷ~』は誕生しました。お客様にもっと安心・安全で身体に優しいヘアケアをお届けしたいと言う想いと、外見だけではなくお客様の健康にも同じくらい配慮する美容師でありたいです。
天白区平針・乳がん患者さん専門美容室『IMP~いんぷ~』